●林産合同研修会
恒例になりました株式会社林産『全国合同研修会』が水戸市のインフォレストで開催されました。
矢野宣行先生の提唱される健康住宅の勉強会で、参加者は真剣そのもの。自然素材をたくさん使って日本中が健康住宅になれば国産材の需要ももっともっと増えるし、工務店さん、材木屋さん、製材所さん、林業家とみんなが潤うんですけどね。
コツコツと普及活動を行うことが大事です!
●とんど
正月一五日に行う火祭りの行事で、正月の松飾り・注連縄(しめ なわ)・書き初めなどを持ち寄って焼き、その火で餅を焼いて食べ、健康と幸福を祈ります。今年の恵方は南南東だったのでそこから点火しました。
今年一年の健康と幸福を祈願しました!
●天日干し
山で伐採され、葉枯らしされた原木の皮をむいたら次は天日干しです。
磨き丸太は表面の艶、色上りまでも商品価値を左右するのでこの天日干し作業が非常に重要です。しかも今年の冬のような寒風吹き荒れる気候が最高なんです。一晩で表面が真っ白になります。
今が最盛期、社員一丸となって寒さこらえて頑張ってます!
●磨き丸太の曲げ試験
今年度の委託事業で、奈良県森林技術センターさまで磨き丸太の曲げ強度試験を実施していただきました。
昨年弊社に導入しましたグレイディングシステムの計測値と、実際に曲げ試験を行った計測値の信ぴょう性について実験を行いました。
吉野杉磨き丸太6000×180〜240φ8本
吉野桧磨き丸太6000×150〜240φ8本
何トンもの荷重をかけていきます。一般製材品に比べて吉野材は年輪が細かく強度も高い数値が出ます。
破壊されるまでのたわみ方を観ていて、巨大地震に耐えうるのはこのたわみではないかと思いました。現にお寺なんかにたくさん使われている吉野桧、何百年経っても現存しています。
分析結果は3月上旬には明らかになる予定です。
中田先生お世話になりありがとうございました!
※Facebookにて曲げ試験の動画もご覧いただけます。
森庄銘木産業株式会社
社長 森本 定雄
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