●杉原木市
10月1日 奈良県銘木協同組合にて杉原木市があり東吉野村滝野産130年生吉野杉を多量に出荷しました。葉枯らし効果抜群の色上がりで人気よく、良材不足も重なり高値で競り落とされました。お買い上げありがとうございました!
●桁丸太用材調査
今月は東吉野村鷲家地区にて70年生吉野杉の長尺桁丸太用材の調査を実施しました。約2haの面積で150本伐採予定です。今月中に伐倒し、3か月ほど葉枯らしさせます。こうご期待です!
●磨き丸太市
10月3日 奈良県銘木協同組合で磨き丸太市がありました。
●減圧乾燥機見学会
10月6日 吉野町にある集成材トップメーカーの(株)櫻井様で杉構造材の仕上がりの見学会がありました。吉野杉の構造材が出庫され高温乾燥のような色黒ではなく、比較的白太(しらた)がきれいにあがってました。ヤング率も高く、これなら構造用化粧材として売っていけますね!
●林業機械展
10月9日 奈良県林業振興課が呼びかけていただき京都府福知山市で開催されました『林業機械展』に行ってきました。毎年毎年タワーヤーダ、プロセッサなど機械の高性能化、大型化が顕著になってます。急峻な地形で作業道が広く敷設しにくい吉野地域ではなかなか大型化が進みません。ますます取り残されそうな感じです。ヘリコプター集材に頼る所も多いので、これによる集材も補助金の対象にならないでしょうか?
●『LIVING&DESIGN』
10月12日大阪南港ATCホールで開催されました『LIVING&DESIGN』を見学しました。新しい発想で刺激を頂きました。
●桜井木材協同組合原木市
10月13日 桜井木材協同組合原木市に東吉野村小(おむら)産70年生吉野桧を出材しました。手入れもされており、目合いも混んでいたので人気よく競り落とされました。お買い上げありがとうございました!
●バイオマスタウン真庭
10月18〜19日素適木材倶楽部の視察研修で岡山県真庭地区のバイオマス工場を訪問しました。林地未利用材の有効活用で最近全国各地に大きなバイオマス発電施設が造られておりますが需要と供給のバランスが取れているのか疑問になります。地域内で集荷し、チップにしてバイオマス発電所に売り、ボイラーにより発熱、発電を併用するのがベターだと思います。発電施設が大型化し、あたり一面はげ山にならないことを祈るばかりです。
●磨き丸太用材調査
東吉野村小川にて磨き丸太の原木を仕入れてきました。50年生北山杉(挿し木)と60年生吉野杉(実生)と約120本付けました。今月中に伐り、年明けにヘリコプターで集材します。
●ヤング率測定
埼玉県の幼稚園に磨き丸太を使っていただけることになり、設計士さんの要望でヤング率の計測を行いました。1本1本体積を出して重さを量り打撃を加えた時の振動数で求められます。杉よりも桧が、年輪の粗い丸太より細かい丸太の方がヤング率は高くなります。E-90からE-130と予想通りの結果となりました。これで安心して使っていただけます!
●上吉野木材市
10月21日上吉野木材市場に東吉野村滝野産130年生吉野杉を出荷しました。10月1日の同じ山で製材所さんの評価も高くここでもしっかり売れました。お買い上げありがとうございました!
●ジャパンホームショー
10月26日東京ビッグサイトで開催されました『ジャパンホームショー』に行ってきました。近年は国産材ブームで国内木材産地から地域材のPRが目立ちます。2020年東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場の関連で森林認証材の取り組みも多く見られました。
我々奈良県も負けじとアピールしたいところです。
森庄銘木産業株式会社
社長 森本 定雄
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